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2024.09.09

WING

HAP、7月の国内線旅客はコロナ禍前と同等まで回復

 国際線旅客は8割強に、貨物の回復緩やか

 北海道エアポート(HAP)は、運営する新千歳・稚内・釧路・函館・旭川・帯広・女満別の7空港の7月運用状況を発表した。合計の国内線旅客は前年同月比1.73%増の235万4490人で、2019年同月比では0.55%減、2018年同月比では0.96%増となった。国際線旅客については前年同月比19.37%増の34万9679人であり、19年比が15.68%減、18年比が12.93%減だった。国内線はほぼコロナ禍前の水準まで回復しており、国際線は8割強程度まで回復した。
 貨物取扱量については、国内線が前年同月比18.13%増の1483万3450キロで、これは19年比が12.65%減、18年比が17.89%減だった。国際線では前年同月比18.23%増の58万8425キロで、19年比53.78%減、18年比71.06%減となった。

〈各空港の運用状況〉
▼新千歳=国内旅客:186万4183人(前年度比1.18%増)/国際旅客:33万419人(17.52%増)、国内貨物:1367万2157キロ(19.72%増)/国際貨物:58万8425キロ(18.23%増)、国内発着:1万1763便(0.16%増)/国際発着:1474便(14.71%増)
▼稚内=国内旅客:3万130人(13.72%増)、国内貨物:4743キロ(52.9%増)、国内発着:332便(0.9%増)
▼釧路=国内旅客:7万1056人(2.68%増)、国内貨物:12万4550キロ(0.06%減)、国内発着:784便(1.5%減)
▼函館=国内旅客:14万7070人(3.62%増)/国際旅客:1万4747人(99.45%増)、国内貨物:32万1960キロ(1.24%増)、国内発着:1215便(0.7%減)/国際発着:90便(104.55%増)
▼旭川=国内旅客:10万9148人(6.8%増)/国際旅客:4513人(2.61%増)、国内貨物:55万8324キロ(19.5%増)、国内発着:513便(9.1%増)/国際発着:32便(6.7%増)
▼帯広=国内旅客:5万6633人(3.16%減)、国内貨物:4万8719キロ(65.39%減)、国内発着:430便(0.7%減)
▼女満別=国内旅客:7万6270人(3.5%増)、国内貨物:10万2997キロ(23%増)、国内発着:852便(2.5%減)