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2024.09.10

ウイングトラベル

★関西空港8月、国際・国内旅客数は19%増の270万人

 国際線25%増、ついに中国線旅客数が首位返り咲き

 

 関西エアポートがまとめた8月の利用状況フラッシュレポートによれば、関西国際空港の航空旅客数は、国際線・国内線合計で前年同月比19%増加した270万2871人だった。このうち国際線旅客数は25%増えた206万657人に、国内線も4%増加した64万2214人と好調だった。
 国際線の方面別旅客数を紐解くと、旅客数トップはネットワーク便数が段階的に回復してきた中国方面の52万6000人となった。コロナ禍以降、回復が遅れていた中国線だが、ここに来てようやくトップに返り咲いた。
 旅客数2位となったのは、コロナ禍以降、回復を支え続けてきた韓国線の51万5000人。東南アジア(29万6000人)、台湾(25万7000人)、香港・マカオ(24万9000人)、その他(北米、欧州、中東等:15万7000人)、ハワイ・オセアニア・グアム(6万人)となった。
 航空機の発着回数は中国方面が3445回と、前月7月に続き首位をキープ。ただ、これでもコロナ前実績を19%下回っている。次いで韓国が2970回(コロナ前比:2%減)、東南アジア(1501回、同:15%減)、香港・マカオ(1213回、同15%増)、台湾(1179回、同1%増)、その他(北米・欧州・中東など:620回、同10%減)ハワイ・オセアニア・グアム(307回、同:44%減)となった。
 なお、伊丹空港の旅客数は前年同月比6%増えた142万527人に、航空機発着回数も3%増加した1万2119回だった。神戸空港の旅客数は6%伸びた33万3576人、発着回数は6%減少した2738回となった。

※写真=訪日旅客需要が旺盛な関西国際空港の国際線。中国方面を中心に回復が著しい