ウイングトラベル
★2030年に日中韓観光交流人口を4000万人へ
5年ぶりの観光大臣会合が開催
2019年以来5年ぶりとなる日本・中国・韓国3カ国の観光大臣による「日中韓観光大臣会合」が9月11日午前に兵庫県神戸市で開催された。今回は日本からは斉藤鉄夫国土交通大臣、中国からは張政(チョウ・セイ)文化・旅游部副部長、韓国からは柳仁村(ユ・インチョン)文化体育観光部長官が参加した。会合では日中韓3カ国間の観光交流人口について、2025年にコロナ前水準の3000万人規模への回復、さらに2030年に4000万人規模まで引き上げることを大きな目標として据えた。その上で「ポスト・パンデミックにおける観光交流の迅速な回復とさらなる連携・協力体制の確認・強化」「日中韓3国をアジアの核とした未来に向けた持続可能な観光の推進」「様々な地方への誘客促進などを通じた観光交流の広域化および多様化・高質化」の3点について、3カ国が一体となって取り組んでいくことで合意した。
※写真=5年ぶりとなった日中韓観光大臣会合が神戸市で開催された
直行便増便で円滑な地方周遊実現へ
低質な旅行商品の提供防止など持続可能な観光推進