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2018.12.20

WING

「いずも」のF-35B運用、柔軟な航空機運用へ

将来戦闘機は日本主導で国際協力、早期着手目指す

 

 防衛省がこのほど発表した新中期防衛力整備は、自衛隊の能力向上を図る主要事業として、「いずも」型護衛艦を改修することでF-35Bの発着を可能とする。「いずも」型護衛艦へ搭載するF-35Bは、あくまで空自の航空基地に所属する戦闘機を搭載することとなり、いわゆる攻撃的な運用には当てはまらないという。護衛艦への発着が可能となると、航空基地の少ない太平洋などで、柔軟な航空機運用が可能となる。
 またF-2後継といわれる将来戦闘機については、日本主導による国際協力を視野に、開発が進められることとなった。将来、戦闘がネットワーク化した状況を踏まえ、その中核となる役割を果たすことが望まれる。