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空母「遼寧」など計6隻が魚釣島付近を航行
与那国島と西表島間の中国空母通過は初めて
統合幕僚監部は9月18日、中国海軍の艦艇が立て続けに与那国島と西表島の間を通過して太平洋へ向かったことを発表した。そのうちクズネツォフ級空母「遼寧」(艦番号16)が同海域を通過したのは初めてのこと。発表では17・18日の2日間で計6隻が日本の領海付近を航行したことになる。
中国海軍艦艇のうち「遼寧」のほか、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦(艦番号120・123)の計3隻が17日19時ごろ、沖縄県魚釣島北西沖約210キロの海域を航行した。その後3隻は18日にかけて、魚釣島西沖約70キロの海域を南方向へ進み、与那国島と西表島の間を通過して太平洋へ向けて航行した。