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2024.09.20

ウイングトラベル

★南アフリカがワークショップとレセプション

 マンデラ氏の軌跡が世界遺産、日本市場強化

 

 南アフリカ観光局は9月17日、東京・汐留のコンラッド東京で、5年ぶりとなる国内トレードワークショップとレセプションを開催した。同イベントには、南アフリカから多くのサプライヤーや航空会社が参加し、コロナ禍以降の南アフリカ観光に関する最新情報が紹介された。とくに、コロナ禍を経て、日本のアウトバウンド回復が待たれる中での開催となり、日本の旅行業界に対して南アフリカ送客への期待が高まった。
 南アフリカへの渡航状況については、クルーズ船の寄港が相次いだこともあり、今年7月までの累計でコロナ前の85%まで回復している。しかし、日本からの訪問者数はコロナ前の65%にとどまり、完全な回復にはまだ時間がかかるとされる。これに対して南アフリカ観光局は、日本市場向けのさらなるプロモーション強化を進めていく方針を示した。