記事検索はこちらで→
2024.09.20

WING

ANAHD、飛行機墓場ツアー第2弾、先行販売開始

 今度はビクタービル、非常用装備品修理工場等も訪問
 
 ANAホールディングスは9月19日、飛行機の墓場として知られるビクタービル空港を訪れるツアー「ビクタービル空港を訪れるロサンゼルス4日間」の株主向け先行販売を、同日からスタートした。ツアーは2025年2月と3月に挙行する予定。先行販売は9月23日17時まで。一般販売は9月24日からスタートする。
 ANAホールディングスは「飛行機の墓場」と知られるモハベ空港を対象としたツアーを2023年に開催。退役した元ANA機をはじめ、数多くの機体が並ぶ圧巻の様子を間近で見られるとして人気を集めた。
 そのツアーの人気を手応えに、第2弾としてビクタービル空港を訪問するツアーを企画した。今回のツアーでは、通常立ち入ることができないビクタービル空港敷地内において、元ANA機をはじめ、かつて世界中で活躍した数多くの機体が駐機する姿を見学することができることはもちろん、これまで一般の人が足を踏み入れたことのない、非常用装備品の修理を行う工場「HRD Aero Systems 」に案内し、酸素マスク、救命衣、スライドなどの修理の裏側を見学することができる。
 さらに、機体パーツの加工を行う「MotoArt」の工房では、ここでしか手に入らないグッズを購入することも可能とし、その後のディナーパーティーでは、ツアー企画者でもあるANA整備士や航空機の売買を担う米国全日空商事社員も参加し、航空機に関する専門家たちの深い知識や、知られざる退役後の秘話を聞くことができるという。
 また、前回のモハベ空港ツアーに参加者からの要望に対応し、成田-ロサンゼルス間の移動にはビジネスクラスを追加設定。現地の宿泊はヒルトン・ロサンゼルスエアポートホテルの滑走路が見える部屋を用意する。

〈ツアー概要〉
・日程=①2月21日~2月24日(2泊4日)、②3月7日~3月10日(2泊4日)
・旅行代金=エコノミークラス:69万円(1名、2名1部屋利用)、ビジネスクラス:115万円(1名、2名1部屋利用)※1人部屋追加代金:4万円

※画像=飛行機の墓場ツアー第2弾はビクタービルに!(提供:ANAHD)