那覇空港－ホテル手荷物配送と乗車券セット実証実験

　沖縄MaaSと沖縄ヤマトが連携、12月から販売開始

　TISインテックグループ傘下のTISと沖縄都市モノレールが参画する「沖縄MaaS」は、沖縄ヤマト運輸が提供する「手荷物らくちん便サービス」と連携し、那覇空港から宿泊先ホテルまでの手荷物配送サービスと、ゆいレールの当日乗り放題乗車券をセットにした電子チケットを販売する実証実験を12月から1月まで実施する。価格は1000円。
　この実証実験は、国土交通省の2024年度共創・MaaS実証プロジェクト（共創モデル実証運行事業）に採択されたもの。観光客は那覇空港に到着した初日から手ぶらで観光を楽しむことができると同時に、スーツケース等の手荷物を持たずにゆいレールに乗車する観光客が増加することで、手荷物分の乗車スペースが増え、ゆいレールの輸送効率向上にも繋がることが期待できるという。