ホンダジェット、日本市場で初回納入

初納入先はホリエモンら3名の投資家共同保有に

　ホンダエアクラフトカンパニーが開発したホンダジェットが、ついに日本の空へ―――。去る12月7日に航空局から日本の型式証明を取得したばかりのホンダジェットが12月20日、日本の顧客に対して初めて納入された。「JAナンバー」を機体に記したホンダジェット・エリートを受領したのは、ドローンファンド創業者の千葉功太郎氏、ロケットベンチャーを支援するなど多角的に活躍する堀江貴文氏、そして慶應イノベーション・イニシアティブの山岸広太郎氏など。著名な投資家でもある3名を中心に、機体を共同保有することにした。
　なお、今年6月から日本市場でホンダジェットエリートの受注活動がスタートしたが、ホンダエアクラフトカンパニーによれば、すでに10機以上の受注を獲得することに成功しているという。

購入きっかけはテレビCM
世界初？プライベートジェットがTVCMで売れた

　真新しい初号機を受領した千葉氏は購入を決断したのは「テレビCMだった」とことを明かした。このテレビCMは日本国内のみで流されたものであることから、今回のケースは世界で初めて、プライベートジェットがテレビCMで売れたということになるだろう。千葉氏はホンダジェットを操縦したいと考えており、現在、操縦免許取得に向けて、鋭意、訓練を重ねているところ。ホンダジェットを操縦することができる日は「まだまだ先」としながらも、ホンダジェットを操縦する日に向けて、千葉氏の訓練の日々は続いている。

※写真＝ホンダジェット、日本市場での初回納入初納入先は投資家共同保有に

※写真＝ドローンファンド創業者の千葉功太郎氏、ロケットベンチャーを支援するなど多角的に活躍する堀江貴文氏、そして慶應イノベーション・イニシアティブの山岸広太郎氏など、著名な投資家でもある3名を中心に機体を共同保有する

※写真＝蝦名局長から型式証明を受領するホンダエアクラフトカンパニーの藤野社長