ハワイアン航空、全エアバス機でスターリンク高速Wi-Fi無料提供

　日本路線も対象に、787-9型機にもスターリンク搭載へ

　ハワイアン航空は9月25日、米国本土、アジア、オセアニアを結ぶ全てのエアバス機にて、スターリンクの高速・低遅延機内Wi-Fiの無料提供を開始したことを発表した。もちろん、日本路線も対象だ。
　ハワイアン航空によると、今年2月にスターリンクの高速機内Wi-Fiサービスを採用し、同社のA321neoへの実装をスタート。その後、全24機のA330にもスターリンクの実装を完了したという。今後、787-9型機にもスターリンクを導入する計画。ただ、短距離線のハワイ諸島間で運用中の717型機には搭載しない。
　スターリンクが提供する地球低軌道衛星コンステレーションにより、ハワイアン航空としては自社のグローバルネットワークのあらゆる地点で高速・低遅延の機内Wi-Fiサービスを提供することができる。
　ハワイアン航空の機内エンターテインメント/機内商品担当ディレクターであるエヴァン・ノムラ氏は「主要航空会社として初めてスターリンクの高速機内Wi-Fiを無償で提供できたことは、当社チームにとって極めて大きな成果だ」と胸を張りつつ、旅客からの評判も上々であることを明かした。

※写真＝ハワイアン航空の全エアバス機にスターリンク高速Wi-Fi搭載。無料で利用可能だ（提供：ハワイアン航空）