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2024.09.27

WING

ノースロップ・グラマン、GPI生産に着手

 ノースロップ・グラマンと米ミサイル防衛庁(MDA)は9月25日(米アリゾナ州チャンドラー現地時間)、滑空段階迎撃用誘導弾(GPI)の生産に着手することを発表した。なお、防衛省は9月26日、日米共同開発するGPIコンセプトについて、ノースロップ・グラマンの提案を採用するとしていた。
 GPIは極超音速ミサイル脅威に対する防衛手段となるもので、ノースロップ・グラマンとMDAは3年におよぶパートナーシップの下、研究開発を推進した。GPI は弾道ミサイル防衛イージス駆逐艦とイージスアショアに搭載可能な標準化した垂直発射システム(VLS)から発射することができる。研究開発の結果、既存の極超音速ミサイルのみならず、将来の極超音速脅威をも迎撃可能なデザインを生み出すことに成功したとしている。