成田8月実績、中国線旅客が19年水準超え

　遅れていた回復が加速へ、外国人8月最高に

　成田国際空港会社（NAA）の田村明比古社長はは9月27日の会見で、直近の成田空港の運用状況について説明し、8月の外国人旅客のうちコロナ禍後初めて中国線の旅客数が19年同月を上回ったと説明した。同路線の発着数は19年同月比22回増で、出国旅客数が0.5万人増だった。そのため遅れていた中国人旅客が今後さらに伸びる見込みであり、路線の拡張余地がまだ十分にあることから、今後の回復がより期待できるようになったとした。

※写真＝外国人は7か月連続で前年を上回った