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2024.09.30

WING

EASA、イスラエル・レバノン上空飛行しないよう勧告

 紛争激化、10月末まで対象にCZIB勧告発行

 

 欧州委員会と欧州連合航空安全機関(EASA)は9月28日(現地時間)、イスラエルとヒズボラの軍事衝突が激化していることを受け、イスラエルおよびレバノン空域内ではいかなる飛行レベルでも運航しないよう勧告するCZIB(Conflict Zone Information Bulletin:紛争地域情報速報)を発行することを決定した。
 イスラエルとヒズボラは空幕やミサイル発射の応酬が激化し、治安状況も悪化。両国上空の空域の安全運航にも影響が発生している。
 EASAらはCZIBを9月28日に勧告し、この勧告は10月31日まで有効とした。順次、評価に応じて早期に見直し、変更または撤回される可能性があるとしている。
 EASAとしては引き続き、EUの航空機運航者に対するリスク評価の目的で、状況を引き続き注意深く監視するとした。

※画像=EASAがイスラエルとレバノン上空を飛行しないように勧告