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2024.10.01

WING

P&W、13億ドルのF135ECUプログラム継続契約

 エンジン設計成熟度向上、生産段階視野に体制強化も

 

 RTX傘下のプラット・アンド・ホイットニーは9月30日(イーストハートフォード現地時間)、F35搭載エンジンの「F135」エンジンのコアアップグレード(F135ECU)の設計作業などを継続するため、契約を締結したことを発表した。
 契約額は13億ドル。今年7月にプラット・アンド・ホイットニーは、F135 ECUの予備設計レビューを完了したことを発表していた。
 F135ECUにより、エンジンの耐久性が向上する。ECU はF-35A/B/Cいずれの機種にも適用可能なもので、ブロック 4 以降の機能に電力と冷却を提供する。プラット・アンド・ホイットニーによれば、「F135 ECU」は生産時点でF-35に組み込まれるか、もしくは世界中の複数のF135 デポのいずれかの施設で後付けされ、すべてのF-35 オペレーターが利用できるようになるとしている。

 

※写真=P&WがF135ECUプログラム継続で13億ドルの契約を獲得(提供:P&W)

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