★石破茂内閣が発足、斉藤鉄夫国交相は再任

　地方創生実現へ観光産業の高付加価値化推進

　自民党の石破茂総裁は10月1日午後に国会で第102代内閣総理大臣に指名され、皇居での首相親任式と閣僚認証式を経て石破内閣が発足した。また、国土交通大臣には岸田文雄内閣から引き続き、公明党の斉藤鉄夫氏が就任した。

　石破首相は内閣の基本方針として「日本を守る」「国民を守る」「地方を守る」「若者・女性の機会を守る」の4点を掲げた。このうち「地方を守る」の視点では、「地方こそ成長の主役」との発想に基づき、少子高齢化や人口減少にも対応するため、地方創生2.0を起動するべく、集中的に取り組む基本構想を策定する考えを示した。その上で、農業・漁業・林業の振興と観光産業の高付加価値化、文化芸術立国に向けて取り組むとした。

※写真＝石破内閣が発足した（首相官邸ホームページより）