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2024.10.07

WING

防衛省、9月末で保有の全PFOS含有薬剤を処分

 防衛省・自衛隊は、保有していた有機フッ素化合物(PFOS)を含む泡消火薬剤などを今年9月末にすべて処分したことを発表した。
 PFOSは分解されにくい上、発がん性など健康被害の影響が知られるようになり、防衛省・自衛隊では2022年2月に「防衛省におけるPFOS処理実行計画」を策定し、保有するPFOS含有泡消火薬剤などの交換および処分を進めてきたところ。
 しかし今年6月には薬剤の保有状況等を公表したものの、後に陸上自衛隊の一部駐屯地で薬剤を保有していたことが新たに判明し、それらの薬剤も含めて処分を進めてきた。