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2024.10.07

WING

DLR、ターボプロップで初の100%合成燃料地上排気測定

 10月には飛行試験、昨年導入のD328 UpLift試験機投入

 

 ドイツ航空宇宙センター(DLR)は、芳香族フリーのPtL(Power-to-Liquid)による合成燃料を使用したターボプロップ機の世界初の排気測定を実施に取り組んでいる。9月には地上での測定試験を実施しており、今月10月には飛行試験で測定する計画だ。これらの試験を通じてターボプロップ機への合成燃料の適用と効率性について、さらなる洞察が得られるとしている。
この試験はDLRとドイツ航空機メーカーであるダッチエアクラフト(Deutsche Aircraft)が協力して行っているもので、100%合成燃料を燃料とするDLRの「D328 UpLift」飛行試験機の双発エンジンで初めて試験している。

 

※写真=DLTは世界で初めてターボプロップ機での100%合成燃料の排気測定を実施。10月には飛行試験に臨む(提供:DLR)

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