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自衛官の処遇改善へ総理議長の関係閣僚会議設置
政府は10月9日、自衛官の処遇や勤務環境改善とともに、新たな生涯設計を確立させる方策をとりまとめるため、内閣総理大臣を議長とする「自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に関する関係閣僚会議」を設置した。厳しさを増す安全保障環境の中、日本の平和と独立を守る責務を全うする自衛官の人手不足解消に向けた検討を進める。
この会議では、議長となる総理大臣、副議長の内閣官房長官および防衛大臣のほか、各関係閣僚が構成員を務めることで、政府全体で人材確保が難しくなっている自衛官の環境改善を進めて、必要な人数の確保を目指す。今後、処遇や勤務環境改善と併せて、自衛官としての人生設計を確立させる方策などを取りまとめる。
■構成メンバー
・議長:内閣総理大臣
・副議長:内閣官房長官/防衛大臣
・構成員:国家公務員制度担当大臣/国家公安委員会委員長/総務大臣/財務大臣/文部科学大臣/厚生労働大臣/農林水産大臣/経済産業大臣/国土交通大臣