ウイングトラベル
★東京都1-3月外客数557万人、コロナ前53%増
観光消費額7115億円、都外国内旅行者上回る
東京都産業労働局は10月17日、2024年1月〜3月の訪都旅行者数を速報値で発表した。それによると、1-3月の東京を訪れた外国人旅行者数は前年同期比34.3%増、2019年同期比53.0%増の557万1000人と過去最高を記録した。また、日本人旅行者数は前年同期比10.9%増、19年同期比14.2%減の約1億2111万5800人だった。
2024年1-3月の訪日外国人旅行者数は前年比78.6%増、19年比6.3%増の805万3797人。訪都外国人旅行者数のコロナ前と比べて大幅な伸びが目立つ。
外国人旅行者数の内訳は、宿泊客が前年比28.4%増、19年比71.9%増の445万8000人、日帰り客が前年比64.4%増、19年比6.3%増の111万3000人。
日本人旅行者数の内訳は、宿泊客が前年比14.7%減、19年比5.1%増の880万5000人、日帰り客が前年比13.5%増、19年比15.4%減の1億1235万3000人。
また、1-3月の訪都観光消費額は前年同期比15.3%増、19年同期比26.6%増の1兆6926億8900万円に上った。内訳は、外国人旅行者が前年比36.5%増、19年比149.3%増の7115億2900万円、日本人旅行者が前年比3.7%増、19年比6.7%減の9811億5900万円。
観光消費額は円安の影響で、旅行者数以上に大幅な伸びを示し、とくに外国人旅行者の消費額はコロナマに比べて2.5倍の伸びを示しており、都内在住者以外の道府県からの国内旅行者の5893億5200万円を約1200億円上回った。
※写真=訪都外国人旅行者数、消費額が好調に増加