記事検索はこちらで→
2024.10.22

WING

日本の次期戦闘機技術、バランスよく積み上げ

 GCAPの礎に、国内担当者がパネルディスカッション

 

 2024国際航空宇宙展で去る10月17日に行われた防衛セミナーのパネルディスカッションで、次期戦闘機プログラム(GCAP)に参画する主要企業のキーマン3人がパネリストとして登壇した。その中で、次期戦闘機に求める性能について、日本側として、日本が独自に有する素材の技術やシステムインテグレーションなど、バランス良い技術獲得ができており、GCAP開発において高い技術が積み上げられてきたことを示した。
 このパネルディスカッションには、登壇者として三菱重工業航空機・飛昇体事業部の杉本晃技師長、IHI航空・宇宙・防衛事業領域防衛システム事業部の中村則之副事業部長、三菱電機次期戦闘機プログラム開発センターの平尾達哉センター長の3人で、モデレーターには防衛装備庁プロジェクト管理部河田知宏事業監理官(次期戦闘機担当)た務めた。GCAPの担当は、三菱重工業が機体のインテグレーション、IHIがエンジン、三菱電機がアビオニクス類となっている。

 

※図=GCAPイメージ(提供:防衛省)

お試し価格で全文公開中