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2019.01.08

ウイングトラベル

■「業務の棚卸し」実行で盤石な組織へ変貌を

阪急交通社・松田誠司社長

 昨年はヨーロッパを中心としたエアチャーターの拡充やクルーズ船のチャーターなど大がかりな試みも成功裏に終えることができた。また、昨年末にはオリジナル豪華バスを利用した日本一周ツアーの発表を行うなど振り返れば多くのことにチャレンジした年となった。
 当社は、将来に向けて持続的に成長し続ける「骨太企業」へと成長するべく、17年度から3カ年計画でさまざまな施策に取り組んできたが、19年度はいよいよ仕上げの年となる。強みである募集型企画旅行は、昨今の志向を反映した商品開発に一層注力し、国内・海外全方面においてさらに競争力のあるものに、法人団体や訪日旅行は募集型企画旅行に次ぐ第二の柱としての強化と最終段階に向けて推進していく。あわせて、企業体質改善に着手している時こそ、全グループ従業員はこれまでにとらわれることなく、本来のあるべき姿に向けて、各々の持ち場において「業務の棚卸し」を実行することで、真に盤石な組織へと変貌を遂げたいと考えている。
 今年は新たな年号となり、東京オリンピック・パラリンピックを来年に控えて、各所においていろいろと活発な動きが予想される。そうした中で、従業員一人ひとりが企業家のつもりで主人公意識を持ち、真におもしろみを感じ業務にあたることで、あらゆる変化に対応できる強い企業として発展していくことができると考える。本年もお客様の声に耳を傾け、お客様に満足してもらえる旅行サービスの提供に心を尽くし、社会に必要とされる企業であり続けるよう邁進していく。