ウイングトラベル
■GW10連休や大型イベントで旅行需要喚起
KNT-CTホールディングス・丸山隆司社長
2019年の経済見通しについては、各種の経済対策や来年の東京2020オリンピック・パラリンピ’ックの開催に向けた動きもあり、ひきつづき景気は緩やかな回復を維持するものと期待されれるが、米中摩擦の影響などもあり、先行き不透明な状況が続くと思われる。
このような情勢の下、当社グループは、昨年4月に発足した地域旅行会社と訪日旅行の専門会社等を基軸とする新しい営業体制に移行し、5月に「個人旅行事業の再構築と団体旅行事業の拡大・強化」を骨子とする中期経営計画を策定、近畿日本ツーリストとクラブツーリズムの一体化による商品造成力・販売力の強化とWeb販売の拡大等を強力に推進している。
本年は5月1日に新天皇の即位とともに元号が平成から新元号に改元され、10連休となるゴールデンウイークは海外旅行を中心に、大きな旅行需要が喚起されている。
また、大阪でのG20首脳会合(6月)、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けてのイベント、ラグビーワールドカップ開催(9月~11月)などのビッグイベントや、大河ドラマや朝の連続テレビ小説の舞台は、旅行需要を喚起する仕向け地として大きな期待が寄せられている。
当社グループは、こうした旅行需要をしっかりと捉え、お客さまのご要望にお応えし、夢や感動を共有できるよう、皆さまに愛される企業グループを目指していく。