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エアアジア、GPUとACU機能備えたコンボユニット導入
APU起因のCO2を90%削減、導入進めば年2万トン削減も
エアアジアは10月22日(セパン現地時間)、クアラルンプール国際空港(KLIA)ターミナル2の主要拠点において、空港における炭素排出量を削減する新たな取り組みとして、地上電源ユニット(GPU)と空調ユニット(ACU)の2つの機能を備えた空港地上支援機器のコンボユニットを実演したことを発表した。
このコンボユニットの実演はエアアジアとスマート・エアポート・システムズ(SAS)が協力して行ったもので、駐機中の機体の電力と空気冷却のニーズに対応するものとのことだ。
このコンボユニットにより、エアアジアはAPUを回すことで発生するCO2排出量を 90%削減することができるとみており、地上業務に起因したスコープ1排出量を大幅に削減することが期待されるとした。