WING
FAA、AAMインストラクター等の資格・訓練の最終規則
ヘリ以来約80年ぶりの新たな航空機カテゴリー追加
米連邦航空局(FAA)は10月22日(現地時間)、固定翼機とヘリコプターの双方の特性を有する「動力付きリフト」(powered lift)カテゴリーの機体を操縦するためのインストラクターおよびパイロットが取得する必要がある資格とトレーニングに関する最終規則を発行した。
これはエアタクシーや貨物配送、航空救急サービスなど、様々なシーンで活用が見込まれている先進エアモビリティ(AAM)、日本で言うところのいわゆる「空飛ぶクルマ」の社会実装を見据えたものとのことで、1940年代にヘリコプターが導入されて以来、実に80年以上ぶりに新たな航空機カテゴリーを追加したかたちだ。