ウイングトラベル
★ドイツ観光局、高付加価値旅行素材を積極提案
足元の需要獲得、25年はコロナ前8割回復に照準
ドイツ観光局は10月22日、都内で旅行会社・メディア関係者を集めたイベント「Meet Germany」を開催した。今回は高付加価値旅行をテーマに据え、ドイツから観光サプライヤー8社が参加し、最新情報のプレゼンテーションや商談会を行った。為替の円安基調が航空ルートの制限などの課題があり、日本からドイツへの旅行動向はコロナ禍を経て緩やかな回復となっているものの、FITや高付加価値旅行マーケットについて堅調な需要が見られているという。そうした中でドイツ観光局の西山晃日本支局長は「為替が現状より円高に進むことが前提となるが」と前置きした上で2025年の日本人のドイツ旅行について「コロナ前の8割水準の回復」を見込んでいるとした。
円安や物価高続くものの、旅行期間は長期化傾向に
航空便もコロナ禍前の8割まで戻る