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2019.01.09

WING

文科省来年度宇宙・航空予算案、1560億円に

新規にデブリ除去技術の実証ミッション開発3億円など

 文部科学省の2019年度予算案で宇宙・航空分野の研究開発に対前年度15億円増の1560億400万円が計上され、新規事業では宇宙デブリ除去技術の実証ミッション開発に約3億円が認められた。デブリの増加を防ぐため、世界初の大型デブリ除去の実証を目指した各種要素技術の開発を行うことになる。なお、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の予算総額は1555億5200万円となる。
 また、2018年度第2次補正予算でも290億7200万円が計上され、H3ロケットや衛星の開発前倒しに充てられる。
 2019年度予算案では宇宙関係を「H3ロケット開発等の安全保障・防災(安全・安心)/産業振興への貢献」に680億9400万円(補正予算247億2900万円)、「宇宙科学等のフロンティア開拓」に473億900万円と大別し、航空については次世代航空技術の研究開発に37億1000万円を計上した。