ウイングトラベル
★JAL、エアバスA350-1000を羽田−ロンドン就航
新たな快適性と環境性能で持続可能な未来を実現
日本航空(JAL)は10月24日からエアバスA350-1000型機の国際線運航を拡大し、羽田−ロンドン線(JL044/043便)の運航を開始した。A350-1000型機は、羽田−ロンドン線を隔日運航し、非運航日は引き続きボーイング777-300ER型機を運航する。
A350-1000型機は、ファーストクラス(6席)、JALビジネスクラス(54スイート)、プレミアムエコノミー(24席)、エコノミークラス(155席)の4クラス制。機内サービスは新たにベジタリアン・ヴィーガンメニューを含む多様な食事を提供。石油由来プラスチックを使用しない食器で環境負荷を軽減する取り組みも進める。また、ヘルシーメニューの提供もめざす。
機内エンターテインメントシステムは、パナソニックアビオニクス社製のWi-Fiサービスを導入。10月1日からファーストクラスおよびビジネスクラスでは無制限の無料Wi-Fiが利用可能となり、プレミアムエコノミーとエコノミーでは1時間無料のWi-Fiの提供を開始。全クラスの4KモニターはBluetooth(R)対応で、JALアプリとの連携によりお気に入りのエンターテインメントリストを作成できる。
JALは既に羽田−ニューヨーク(JFK)線、羽田−ダラス・フォートワース線にA350-1000型機を運航している。今後、従来のボーイング777-300ER型機をA350-1000型機に置き換えることで、快適性と環境性能を両立させた持続可能な運航をめざす。JALは現在、発注した13機のうち6機を受領しており、今後も次世代航空機への移行を進める計画。
※写真=JALがA350-1000型機を羽田−ロンドン線に就航