ウイングトラベル
★サービス連合、旅行業の魅力発信へJATAとセミナー
学生対象に実施、旅行業界の魅力や将来性議論
サービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合)は日本旅行業協会(JATA)と共催でツーリズムEXPOジャパンにおいて学生を対象としたセミナーを開催した。サービス連合が同イベントでセミナーを開催したのは今回が初めて。今回は「人財を惹きつける魅力ある旅行業に向けて」をテーマに活発な意見交換を行った。
サービス連合とJATAは労働条件を始め、各種政策について定期的に意見交換を実施。これまでに働く人に選ばれる産業に向けて人手不足の課題や人財への投資、ジェンダー平等推進の重要性をテーマに話し合いを行ってきた。そうした中で今回人財にフォーカスしたセミナーを開催することで意見が一致し、ツーリズムEXPOジャパン会場での実施となった。
セミナーにはサービス連合の櫻田あすか会長、JATAの西澤重治運営委員(IACEトラベル代表取締役社長執行役員)、東洋大学客員教授の越智良典氏が登壇した。
前半では登壇者から最近の旅行業界を取り巻く変化や旅行業の労働環境・労働条件向上の取り組み、働く人から選ばれる魅力ある企業を目指して大きな変革を進めている旅行会社の事例紹介について、各登壇者から発表を行った。
後半に実施した質疑応答では、旅行業界の魅力や将来に向けた可能性について、学生や大学関係者を交えて活発な意見交換が行われた。
※写真=サービス連合とJATAが学生対象に旅行業の人財をテーマにセミナー