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QPS研究所、福岡市近況の新開発拠点が11月稼働
来年1月本格稼働、現工場10倍面積で最大10機生産
QPS研究所は10月28日、福岡市近郊エリアに整備中のあらたな開発拠点の開発進捗状況を明らかにした。
同拠点の名称は社内公募により「Q-Space Innovation Palace」、略して「Q-SIP(キューシップ)」に決定。「Q」はQPS 研究所の社名と同じくQ-shu(九州)を意味し、「SIP」は「シップ」と発音することから、皆で同じ船に乗りこんで研究やイノベーションの航海に出るという意味を込めた。
この「Q-SIP」は、現工場の10倍以上の面積となる約4500平米のワンフロアスペースを確保。全ての製造関連装置・設備を設置する。現在、設備の移設工事、クリーンルーム、執務スペース施工を行なっており、今年年11月から稼働開始で順次業務を始め、年明け2025年1月以降に全ての移設を終え、新拠点で本格稼働となる見通しにあるという。