ウイングトラベル
18年11月の延べ宿泊者数、1.6%増4277万人泊
日本人前年並みも外国人宿泊者が10.3%増に
観光庁が発表した宿泊旅行統計調査によると2018年11月の延べ宿泊者数(第1次速報値)は前年同月比1.6%増の4277万人泊となった。このうち日本人は前年から横ばいの3575万人泊、外国人は10.3%増の702万人泊となった。
延べ宿泊者数の前年同月比の推移を見ると、日本人延べ宿泊者数は7月から3カ月続いてマイナスとなっていたが、10月はプラスに転じた。さらに11月はマイナスとはならなかったものの、ほぼ横ばいとなった。
一方外国人は9月、10月は1ケタ台の伸びにとどまっていたが、11月は10.3%増となり、再び2ケタ台の伸びを見せる結果となった。
また、10月の延べ宿泊者数(2次速報値)における客室稼働率は64.0%となった。施設タイプ別に見ると、最も稼働率が高かったのはシティホテルで82.5%となった。伸び率で見ると、旅館が2.5ポイント増の42.3%、簡易宿所が2.2ポイント増の28.4%、リゾートホテルが0.1ポイント増の58.8%となった。一方で、ビジネスホテルは0.1ポイント減、シティホテルは0.3ポイント減となった。