ウイングトラベル
★米司法省と運輸省、航空業界の競争状況を調査
統合と反競争的行為によるサービスや価格への影響
米司法省と運輸省は、航空業界の競争に関する広範な公開調査を開始した。両省は航空会社の統合や反競争的行為が市場に与える影響について一般からの意見を募り、航空サービスの提供状況や価格の透明性、地域社会への影響を明らかにすることをめざす。
同調査の対象には、過去の航空会社の合併や排他的行為、空港アクセスの公平性、航空機製造の競争状況、航空券の販売・価格設定、報酬プログラム、航空業界の労働環境などが含まれる。
司法省反トラスト局のジョナサン・カンター局長は、「競争は良質なサービス、適正な価格、選択肢の拡大をもたらす」と述べ、「今回の調査を通じ、企業や旅行者からの意見を集め、消費者保護の取り組みをさらに強化していく」とコメントした。