ウイングトラベル
★20代、海外旅行意欲高まるが「行けない」
日本交通公社、旅行動向シンポジウム開催
日本交通公社は10月31日、「旅行動向シンポジウム2024」を開催し、国内旅行、海外旅行、訪日インバウンド市場についての最新動向を発表した。国内旅行はコロナ禍を挟んで低迷傾向が続き、レジャー余暇生活の位置づけが低下している。海外旅行はコロナ禍後の回復が進まず、とくに20代を中心に海外旅行意欲が高まっているものの、「行きたいが迷っている」層が多く、円安や世界的な物価高、経済的不安が影響していると指摘した。訪日インバウンドは韓国で「小都市」が人気になるなど、地方分散化と相まって地方都市への需要が拡大する一方で、人気観光地のオーバーツーリズム化と持続可能な観光への意識の高まりから、サステナブルな観光行動への転換が必要と指摘した。
国内旅行市場長期低迷、回復に向け支援重要
旅行動機「食」、手配は海外もデジタル化