ウイングトラベル
★修学旅行変化の兆し、コロナ経て再構築へ
方面選択性や国内から海外へ移行の動きも
公益財団法人 日本修学旅行協会は、2023年度に実施した「今後の修学旅行のあり方に関する調査」結果をまとめた。それによると、コロナ禍を経て多くの学校で修学旅行の方面や時期を再検討し、中学校では、国内を複数方面から選択する「方面選択制」や「国内から海外への移行」といった動きが見られる一方で、宿泊数を減らす、実施時期を柔軟に調整するなど、負担軽減を意識した調整も行われている。
また、中学校では25.7%、高等学校では31.8%が「修学旅行のあり方に影響や変化がある」と回答しており、旅行日程や行き先の再考が行われている。とくに高等学校では「わからない」との回答が20.3%に上っており、教育現場が試行錯誤の段階にあることがうかがえるとしている。
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