WING
ジョビー、トヨタと静岡裾野市で飛行実証
ジョビー初の米国外実証に、富士山バックに飛行
ジョビー・アビエーションとトヨタ自動車(トヨタ)は11月4日、静岡県裾野市にあるトヨタ東富士研究所において、ジョビー・アビエーションが開発中のeVTOLを飛行実証することに成功した。ジョビー・アビエーションにとって、米国外で初めて機体を飛行することに成功したかたちだ。
ジョビー・アビエーションによれば、機体は富士山がお目見えするなかで飛行。トヨタの豊田章男会長やジョビー・アビエーションの創業者兼最高経営責任者(CEO)ジョーベン・ビバート氏、航空局関係者のほか、多数の関係者が見守るなかで行われた。
ジョビー・アビエーションのeVTOLは、パイロット1名、旅客4名が搭乗することが可能で、最高時速は200マイル(時速約322km)だ。日本からトヨタのほか、ANAホールディングスが出資しているほか、ANAホールディングスはジョビー・アビエーション、野村不動産とタッグを組んで、eVTOLのバーティポート(離発着場)の開発に向けた共同検討もスタートしている。