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日米共同開発のGPI、日本開発企業に三菱重工業
契約金約560億円、キルビークルの操舵など担当
防衛省は11月1日、今年度から日米での共同開発を開始した滑空段階迎撃用誘導弾(Glide Phase Interceptor:GPI)について、三菱重工業と日本側担当部位の開発を契約したことを発表した。契約金額は560億4500万円で、令和11年3月を納期とした。防衛省はこの共同開発の成功に向けて、米国防省と緊密に連携し、共同開発を通じた同盟の強化に尽力していくとしている。
防衛省では今回、同コンセプトに基づいて日本が開発を分担する部位の設計・製造を進めるため、契約に至ったとしている。