エア・リージョナル・ジャパンが破産開始決定

　東京商工リサーチによると、エア・リージョナル・ジャパンが12月26日、東京地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は現在調査中だという。
　同社は全日空（ANA）出身の平賀清一氏が就任して、2017年11月1日に設立。地方創生を主眼に成田・中部・関西空港といった大都市圏空港と、既存の航空会社が就航していない東北地方の日本海側エリア、九州、山陰エリアなどの空港を結ぶ路線を2020年に開設することを目指していた。ただ、設立以降、資本増強を進めていたが関係者との調整は進展せず、事業継続を断念し今回の措置となった。