豊田自動織機、シーメンス・ロジスティクスの全株式取得へ

　25年中に取引完了予定、空港手荷物ハンドリング業強化

　豊田自動織機の子会社であるVanderlande社が、シーメンス傘下で空港手荷物ハンドリング事業を展開しているシーメンス・ロジスティクスとその関連会社を買収する。
　シーメンス・ロジスティクスらの発行済全株式を取得することを、去る10月31日に開いた取締役会で決議した。さらに、シーメンスとの間で株式譲渡契約を締結した。取得費用は事業価値3億ユーロに加え、取引日時点での資産・負債などに係る調整を行った金額を加えたかたちで確定することになる。