記事検索はこちらで→
2024.11.07

WING特集

JAL、電動マイクロモビリティのLimeと協業開始

 那覇市で40ポート開設、社会課題解決へ貢献

 

 日本航空(JAL)は11月6日、電動キックボードなどマイクロモビリティのシェアリングサービスを提供するLime社(東京都港区)と協業を開始することを発表した。この協業では、Limeが沖縄県那覇市で7日からサービスを開始するのを機に、JAL提携のホテルや店舗などを含めて駐輪場(ポート)を設置する。さらに、利用するたびにJALのマイルを100円につき1マイル貯めることができる。今後は日本の自治体・企業・観光地向けに車両レンタルサービス事業を展開することになり、都市部や地域・観光地での交通の課題解決に貢献していく。
 Limeのシェアリングサービスの主力は、立って乗る電動キックボードと、イスが付いた着座式の電動シートボードの2種類。街中のポートにあるモビリティを専用アプリで予約し、乗車後には目的地に近いポートへ返却する。すでに世界の5大陸・280都市以上での利用実績があり、日本でも今年8月19日から都内でサービスがスタートしたところ。那覇市は国内2都市目で、市内40ヵ所のポートと、計180台の車両でサービスを開始する。

 

※写真1=Limeのカントリー・マネージャー兼アジアパシフィック地域統括責任者のテリー・サイ氏がJALとの提携について説明した

お試し価格で全文公開中