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2024.11.08

WING

NEC・パスコ、「ASNARO-1」が稼働10年に

 打ち上げ時設計寿命5年も現在でも正常に稼働

 日本電気(NEC)とパスコは11月7日、小型地球観測衛星「ASNARO-1」が、国産の光学衛星として初めて稼働10年を達成したことを発表した。2014年の打ち上げ当時の設計寿命は5年だったものの、稼働開始から10年を経過した現在も正常に稼働し、観測を継続している。
 「ASNARO-1」は、経済産業省が実施したASNAROプロジェクト(Advanced Satellite with New system ARchitecture for Observation)の一環として開発が進められ、2014年11月6日に打ち上げられた。その開発・製造はNECが担当し、地上システムの開発と打ち上げ後の実運用をパスコが担当している。