WING
宗谷岬で露艦艇4隻、ヤーセン級原潜海自初確認
統合幕僚監部は11月11日、宗谷岬周辺でロシア海軍艦艇計4隻を確認した。その内1隻はヤーセン級原子力潜水艦であり、日本周辺海域を警戒する海上自衛隊において初めの確認となった。
統幕の発表によると、当日午前8時ごろ、宗谷岬北東沖約80キロの海域をロシア艦艇4隻が西方向へ進んでいたという。その4隻は、ウダロイ級フリゲート(艦番号543)、マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦(艦番号331)、バクラザン級救難えい船、ヤーセン級原子力潜水艦であることを確認。その後、4隻は宗谷海峡を西方向へ進んだ。
このとき警戒監視・情報収集を行ったのは、海上自衛隊第2航空群(八戸)に所属するP-3C哨戒機だった。
※写真=上からウダロイ級フリゲート、マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦、バクラザン級救難えい船、ヤーセン級原子力潜水艦(提供:統合幕僚監部)