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ANA11月実績、国際線利用率は1.3ポ増の77.5%
欧州線好調、利用率82.2%で旅客数増加
全日本空輸(ANA)の2018年11月旅客輸送実績は、国際線利用率が前年同月比1.3ポイント増加した77.5%だった。一方の国内線利用率は0.8ポイント減少した73.7%だった。
11月の国際線実績は、旅客数が前年同月よりも0.8%減少した80万6131人で、座席キロが1.1%減の52億9142万7千席キロ、旅客キロが0.3%減の41億15万6千人キロとなった。利用率が前年を上回るかたちとなって、需給調整が奏功したといえる。
方面別では唯一、ヨーロッパ方面が利用率82.2%の8割超となって、旅客数でも8.7%増の7万5661人と、前年同月を上回って好調だった。そのほか北米・ホノルル方面は利用率75.8%で、旅客数が16万8346人。アジア・オセアニア方面の利用率が77.2%で、旅客数が56万2124人だった。
また、国内線の旅客数は1.1%増加した349万9711人だった。座席キロでは3.3%増加した43億5463万8千席キロになり、旅客キロが2.1%増加した32億840万8千人キロだった。
※写真=利用率、旅客ともヨーロッパ方面が好調だった