ボーイング、航空貨物需要は年平均4％拡大

　今後20年で貨物機フリートは3900機に

　ボーイングは11月12日、最新の航空貨物予測（WACF）を発表した。航空貨物市場は新型コロナパンデミック発生前の水準を超えて推移するなど堅調に成長しているとして、航空貨物輸送量は2043年までの20年間において、年平均4%増加するとの見通しを明らかにした。
　この旺盛な航空貨物需要に牽引されるかたちで、貨物機の新造機および貨物改修機の機体納入数は2845機と予測。このうち新増機は1005機、旅客機から貨物機への改修機は1840機とした。

※写真＝ボーイングが最新の航空貨物市場予測を発表。年平均4％で需要が伸び、貨物機市場も成長すると予測（提供：ボーイング）