記事検索はこちらで→
2024.11.18

WING

防衛省、海自UAVとしてMQ-9Bの採用決定

 防衛省は11月15日、海上自衛隊で選定を行っていた滞空型無人機(UAV)について、双日が提案していた米国ジェネラル・アトミックス・エアロノーティカル・システムズ社製のMQ-9Bシーガーディアンに決定したことを発表した。
 選定理由について防衛省では、MQ-9Bが海自の求めていた必要な要求事項をすべて満たしていたためだとした。今年8月21日には提案希望者に対し、提案要求書を手交しており、10月1日には提案者から提案書を受領。このとき双日提案のMQ-9Bのみだった。その後これまで検討した結果、機種決定に至ったとした。
 MQ-9Bは2023年5月から、八戸や鹿屋で試験運用を行ってきたUAV。これまで洋上での警戒監視に十分な性能を有していることが確認されてきた。