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スペースシード、メタバース空間に「月面酒蔵」
2040年代の酒蔵イメージ、交流の場などに
スペースシードホールディングスは、Urth社のメタバースサービス「metatell」を活用し、メタバース空間上に「月面酒蔵 -Lunar Brewery-」のβ版の運用を開始した。
「月面酒蔵 -Lunar Brewery-」は、新潟の津南エリアにある日本酒を製造する酒蔵の津南醸造をモデルに、田野アトリエ一級建築士事務所の設計がデザインした。
発酵技術は地球上のあらゆる場所で古来より活用されてきた手法だ。宇宙環境特有の微重力、高い放射線レベル、限定された空間などを考慮し、これらの発酵プロセスを効果的に利用することができれば、宇宙における物質循環や宇宙食の多様性と質を向上させることが期待されている。将来的には発酵技術が宇宙で生活する人の健康維持を前提にしたQOL向上に寄与し、長期の宇宙ミッションをサポートする可能性もあるとみられている。
※画像=「月面酒蔵 – Lunar Brewery-」のβ版をローンチ。月面建築や微生物生産の示唆を得られるほか、様々なイベント・交流などができる集いの場に(提供:スペースシード)
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