★JNTO、北陸に韓国の観光関係者100人を招請

　北陸地域へのツアー造成・販促働きかけ

　日本政府観光局（JNTO）は能登半島地震からの復興を目的として韓国旅行業協会（KATA）加盟の旅行会社など100人を招請し、北陸地域の観光素材を紹介するとともに、同地域の観光関係者との意見交換会を開催した。視察や意見交換を通じてJNTOは韓国の旅行業界関係者に対して、北陸地域へのツアー造成や販売促進への働きかけを行った。
　今回の視察は10月29日から11月2日にかけて行った。韓国から参加者は2班にわかれて福井、石川、富山、新潟各県の観光資源を視察した。
　また、「行こうよ!北陸 日韓観光交流のゆうべ」と題した意見交換会には、北陸4県や観光庁、JNTOなど10団体から約40人が参加し、意見交換を行うとともに、新潟県の郷土芸能である万代太鼓の披露や日本酒の試飲会など、北陸地域の魅力を韓国の観光関係者に広く紹介した。
　意見交換会の席上でKATAのオ・チャンヒ会長は「北陸は宝石のように魅力のある場所、韓国の観光客に北陸の美しさを感じてもらえるよう打力する」と述べ、北陸への送客に向けて強い意気込みを示した。

※写真＝韓国の旅行会社関係者ら100人を招請し、北陸の観光素材をアピールした（JNTO発表資料より）