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2024.11.20

WING

NASA、大型貨物・インフラ月面輸送システムで2社に割り当て

 スペースXが日本の与圧ローバ輸送、ブルーオリジンは月面居住施設

 

 米航空宇宙局(NASA)は11月19日、アルテミス計画の一環でスペースXとブルーオリジンに対し、大型貨物およびインフラを月面に輸送する月着陸船のミッションを割り当てることを明らかにした。
 具体的なミッションとしてNASAは、アルテミスVI以降、つまり2032年度以降にスペースXの「Starship」貨物着陸船が宇宙航空研究開発機構(JAXA) がトヨタ自動車らと開発を進めている有人与圧ローバを輸送することを決定。一方、ブルーオリジンの貨物着陸船は2033年度以降に月面居住施設を輸送することを決めた。
大型機器やインフラを輸送可能な月着陸船は、有人月面着陸システムの派生型だ。約 2万6000~3万3000ポンド (12~15メトリックトン) の大型かつ重いペイロードを月面に輸送する能力を確保する。

 

※画像=スペースXとブルーオリジンが大型貨物やインフラを月面に輸送する貨物着陸システムの開発を推進。画像左がスペースX、右はブルーオリジンの着陸船イメージ(提供:NASA)

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