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ロンドン交通局、エリザベス線運営会社に東京メトロら合弁会社
ヒースロー空港にも接続、来年5月から現運営会社から継承
ロンドン交通局 (TfL) は11月19日(英国現地時間)、ゴー・アヘッド・グループ、東京メトロ、そして住友商事の合弁会社であるGTSレールオペレーションズ(GTS Rail Operations)が、エリザベスラインの新たな運営会社とすることを発表した。契約期間は7年間で、さらに最大2年間延長するオプションも付随している。GTSレールオペレーションズは、来年5月に既存の運営会社である MTRコーポレーションから業務を引き継ぐ。
エリザベスラインは2022年5月に運行を開始したばかりの新しい地下鉄だ。レディング、ロンドン中心部を経由し、エセックスを結び、ロンドン市内を東西に結ぶ。分岐した支線は、ロンドン・ヒースロー空港にアクセスすることができ、しかも30~40分ほどでヒースロー空港とロンドン市内を結ぶことから、ヒースローエクスプレス、ピカデリーラインなどに続く新たな空港アクセスとして人気が高い。
ロンドン交通局は、GTSレールオペレーションズを新たな運営会社とすることで、エリザベスラインをさらに発展させたいとしている。
※写真=ヒースロー空港にも乗り入れているエリザベス線。東京メトロ、住友商事らの合弁会社が運営を引き継ぐ(提供:ロンドン交通局)
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