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ANA総研調べ、冬スケ日本着国際線座席数は2746万席に
前年同期比405万席増、コロナ前を326万席上回る
ANA総合研究所は11月20日、航空会社各社が2024年冬季スケジュールに計画している日本着国際線提供座席数をまとめ、公表した。それによれば、期間中の国際線航空輸送提供座席計画は2746万席が計画されているとのこと。これは2023年冬季スケジュール実績に比べて405万席もの供給増となり、コロナ禍前の2019年冬ケジュール実績と比較しても、326万席上回るとした。
海外就航地別では南北米大陸・ハワイ等含む近隣諸島地域が257万席に。これはコロナ前の19年比で96%(4%減)の水準だ。コロナ前の2019年冬スケジュールに比べてニューヨーク線、サンフランシスコ線、ロサンゼルス線の供給量が増加した一方、ホノルル線は26万席減、コナ線も4.8万席減となるなど、ハワイ関連路線の供給量減少が顕著に目立った。