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大樹町、SPACE COTANと学習院大と連携協定
学習院大、大樹町に産学官連携拠点構築検討
北海道大樹町とSPACE COTAN、そして学習院大学の3者は11月20日、宇宙分野における産官学連携協定を締結した。同協定を通じて3者は、宇宙関連人材の育成や地域社会の発展、産業振興などの取り組みを推進する方針だ。その他、学術研究の振興や施設の相互利用、住民との協働推進、環境保全・防災対策の推進などでも協力する。
学習院大学は、理系と文系の融合による「宇宙利用論」の研究・教育に取り組んでおり、宇宙産業の現場に即した形で展開することを模索。大樹町に産学官連携拠点の構築することを検討中だ。大樹町においては、大樹高校が地域の特色である航空宇宙分野を活用した授業展開に取り組み、同校の魅力向上を図っているところ。
学習院大学、大樹町とも、国内で不足する宇宙関連人材の育成に取り組んでいることから、今年3月13日に協定を締結。今後、学習院大学は大樹町を研究フィールドとして活用し、大樹町は学習院大学の持つ宇宙利用分野の知見を教育に活かす方針だ。
※写真=大樹町、学習院大、SPACE COTANの3者が宇宙人材育成で連携協定(提供:SPACE COTAN)
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