WING
福岡空港、新施設オープン機にPSFC改定へ
3月末から1人2530円、乗継利用も新たに徴収
国土交通省航空局は11月22日、福岡空港で福岡国際空港会社が国際線旅客に対して徴収する旅客取扱施設利用料(PSFC)改定を認可した。2025年3月の国際線旅客ターミナルビルグランドオープンに伴って、1人980円から2530円とする。12歳未満の子どもは現行490円から、3月からは1260円となる。さらに新たに乗継旅客に対して、1人1260円、子ども630円を徴収する。徴収開始は3月30日以降の発見・搭乗分から。これまで同様、航空券に含ませて航空運賃と同時に徴収することになる。
PSFCは、利用者が旅客ターミナルビルを安全かつ快適に利用できるよう、空港施設(搭乗待合室や昇降設備等)の整備・維持管理およびサービスの充実に要する費用に充てる料金。福岡空港会社ではこの度、施設を刷新するに当たって、料金の改定が必要になった。そのため従来同様に航空機の安全な運航に寄与し、旅客ターミナルビルのハード・ソフト両面におけるサービス向上に一層努めるとしている。